![]()
70年以上前に外池酒造店を創業した、外池逸五郎は宇都宮市桑島現石井町の造り酒屋外池荘五郎商店の5男として明治37年に生まれ、学校卒業後、家業の酒屋を兄と一緒に営む。宇都宮の外池は1829年(文政12年)に近江商人が栃木に酒蔵を創業したことに始まります。現在の場所に蔵を移したのは明治元年。酒屋は今も続いていおります。
近江商人という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、外池家の歴史をさかのぼると、出身が近江の国、現在の滋賀県日野町の近江商人が家業のルーツなのです。ちなみに多くの県内の酒造家のルーツが近江商人なんでございます。
近江商人は、今をさかのぼること数百年前、豊臣秀吉が活躍したころ、近江の国の殿様蒲生氏郷が福島に国替えになったときに、殿様が多くの職人、商人を商工業の振興のために連れて行ったことから、関西の近江の国と関東・東北の国との間を行き来する商人が生まれたことが起源と聞いております。
酒造りを始めた近江商人が生まれたいきさつを聞いたところによると、行商をしていた商人が米を買って、付加価値の高い酒に加工したことから始まったようです。酒造りの杜氏も特殊技術を秘伝として、酒を造る冬場だけ雪深い山村から蔵に働きに来る技術者集団が徐々に出来上がってきたようです。